H20/6/14発生の「宮城・岩手内陸地震」で建物内部に大きな被害を受けられたT様邸。
築14年目とまだ新しい住宅ですが、横揺れがおおきかったからかお風呂のタイルの割れた浮き、全室のクロス、和室の塗り壁等にも大きな亀裂ができ、内部の改修が必至でした。屋根は陶器瓦で葺きあげた重厚なたたずまいでしたが、思案の結果、またくるべく大地震対策として重い瓦を撤去し、鋼板葺きの軽い素材に葺き替えることを決断、同時に、台所には省エネを考慮してIHクッキングヒーターを、浴室には加齢対策として暖かく安全なバリアフリーのシステムバスを取り入れ、ひび割れが心配な塗り壁は板貼りにして建物の軽量化、耐震化を図り、快適な生活空間を求めての改修工事となりました。
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