外観洋風 小屋裏部屋のある大屋根の家 玄関南入り
 急勾配屋根の下に設けた、子供部屋から続きの6帖、7帖のスペースが広い間取り空間を生み出している。外観洋風でありながら、和室を寝室と続き間としてとらえ、多目的に利用できる、しつらえになっている。南部建具も極力ドアをやめ、引き戸との多用により家具等の配置も思いのまま、デッドスペースを作らないよう工夫されている。玄関の吹き抜けもただの飾りにとどまらず、1、2階空間に連続性を持たせている凹凸グレー色の外壁サイドラインとタイル調外壁のボウーウィンドーの調和が優雅さに重厚さを演出している。